第6章 アリの王国を生み育てる
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女王からの統制が厳しいことで有名ですよね。発情したメスに牙をたてたり。
巨大なスーパーコロニーには、100万単位の数の女王が暮らしている。
想像できない。。。
ふつうは遺伝子のばらつきが生じるため、そんなことは不可能のように思われるかもしれないが、社会のシステムに自動修正を実行する手法が組み込まれていると想像するとよいだろう。しるしとなるにおいに影響を与える遺伝子が、多数いる女王アリのなかの一匹において突然変異したとしてみよう。その女王のにおいが周囲にいる働きアリたちのアイデンティティと一致しなければ、女王は卵を産む前に働きアリたちに殺され、変異した遺伝子は跡形もなく消滅する。
1コロニー内部のみで繁栄をつづけていったときに弱くなったりしないんだろうか。しないんだろうな。
におい以外の変異については許容されるのかな
もしも宇宙人が二万年前に地球に降り立ち、数名の狩猟採集民からなる人間の社会を見つけ、数世紀後にまた地球に戻って十数億もの人口を抱えた中国を目にしたなら、同じように考えたかもしれない。現代の人間が作る超巨大な社会、そしてアルゼンチンアリのスーパーコロニーについても同様に、劇的な変化は必要なかったというはるかに単純な説明で事足りる
今後の章において、人類も同様に、先史時代の小さな集団がチャンスがあったときに大きく成長するには、どのような本質も変化する必要性はなかったと主張するつもりだ
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